制作金属サッシとシャッター設置 掻き落としの下地完成。

ファサード部分の制作金属サッシ、その前面に防犯のためシャッターが設置されました。
それらと取り合う左官の壁も下地も完成しています。次は色決めを行い左官の仕上げへと進んで行きます。
右側に見えているのは丸いステンレス製の柱。上部の跳ね出し部分を支えています。

内部もプラスターボードの下地が進んでおります。
内側から外側へと内部空間と外部空間のグラデーションができているのが感じられるようになりました。

奥部分もボード貼りを進めていきます。
通常の新築工事では柱と間柱に直接ボードを貼っていきますが、今回は既存の躯体を残した改修工事なので不陸調整の胴縁を設置してもらっています。 
これは場所によって調整の厚みなどを変える必要があるのでかなり手間がかかる作業ですが丁寧に進めていただいている大工さんに感謝です。

些細な事のように感じるかもですが壁厚が大きくなるので、これはデザインにとってはとても大きなプラス要素となると思っています。

ファサード部分左官工事 モルタル掻き落とし仕上げ

正面部分、モルタルの掻き落とし仕上げが進んでいます。
外部と写真の半内部的な部分を同じ仕上げとします。色の粉と寸莎(すさ 繊維質な材料)を混ぜて左官屋さんに塗ってもらいます。
最近ではジョリパット仕上げ多いですが、この独特な雰囲気が私は大好きです。

モルタル塗りの下地。壁に金属の網を固定してその上にモルタルを擦り付けていきます。

何層かに重ねて塗って乾かしてを繰り返していただき、最後にガリガリと表面を荒らすことで仕上がります。とても手間のかかる作業ですが、独特の雰囲気に仕上がります。

色やガリガリ具合はサンプルを製作しいただきお施主さんと共に決定する予定です。
最後のガリガリの部分は職人さんによって独自の道具を持っておられたりするようです。
出来上がりが楽しみです。

2階レッスン室へピアノ先行搬入

2階のレッスン室へピアノの先行搬入を行いました。
1階のLDKを最大限確保する為にピアノレッスン室は必然的に2階へ。

構造体を改造しない為、ピアノの搬入ルートの確保が困難でした。
そこで、ピアノ運送業社さんと相談して2階の窓から搬入することに。その搬入ルートも壁と建具が出来上がった後では仕上げを傷つける可能性が高い事などから打合せの結果、工事中にピアノを先行して搬入する事になりました。

お子様が心配そうに見守ってくれておりますが、無事搬入が終了しました。