ファサード部分は以前縁側だった部分を一度解体後、基礎、軸組から再設置しています。
増築工事のような雰囲気になっております。
![](https://kenso-ad.jp/blog/wp-content/uploads/IMG_5215-1024x768.jpg)
デザインとして格子のスクリーンを前面に設置予定ですので、梁を天秤のように跳ね出して受ける構造となる予定。
業界的に「キャンチでハネダシー 🎵」と呼ばれるやつです。
![](https://kenso-ad.jp/blog/wp-content/uploads/IMG_5254-1024x768.jpg)
下段の梁の設置が完了しています。同じような張りが上段にも追加される予定。
外壁周りは透湿防水シートの貼り付けが完了しています。いつも思うのですが、水は中に入れないけれども湿気だけは通すってすごいですよね。
ファサード部分は以前縁側だった部分を一度解体後、基礎、軸組から再設置しています。
増築工事のような雰囲気になっております。
デザインとして格子のスクリーンを前面に設置予定ですので、梁を天秤のように跳ね出して受ける構造となる予定。
業界的に「キャンチでハネダシー 🎵」と呼ばれるやつです。
下段の梁の設置が完了しています。同じような張りが上段にも追加される予定。
外壁周りは透湿防水シートの貼り付けが完了しています。いつも思うのですが、水は中に入れないけれども湿気だけは通すってすごいですよね。
軸組が進むと同時に制振ダンパーの設置説明を行っていただきました。通常の筋交と構造合板にプラスして設置を行ってもらいます。
制振ダンパーはいくつかの種類があり、油圧ジャッキの力利用したもの、金属の変形を利用したもの、素材(ゴムや樹脂)などがあり、それらを複合して利用されているケースもあります。
どれも地震のエネルギーを吸収すために木材軸組の変形と同時又は先立って地震力を受け変形する事で力を逃がしていく仕組みです。今回のダンパーは力を吸収する材料としてアクリル樹脂系の素材を使用したダンパーとなっています。
このダンパーの最大の特徴は同じ位置で筋交と併用して設置できるので採用しました。
木造建築では制振ダンパー利用の実績がまだまだ多くない為、効果が未知数の部分もあります。現段階では、建築基準法にはまだ明記されていない状況です。
ただ、概念的にや実験などで効果が確認されているので今後は増えていく事が期待されています。
今回も通常の筋交や構造用合板で必要体力を十分に確保した上でプラスアルファの安心の材料として利用しています。
階段は廻り階段で左廻りで計画していましたが、解体後確認すると、想定よりかなり下がっている事が判明。
写真の右側部分なのですが梁成がとてつもなく大きい上に丸太なので湾曲しているのが確認いただけるかと思います。
丸太の太鼓挽きされた材料は真っ直ぐの物よりも力に対して有利に働きます。
昔はほとんどこのスタイルでしたが加工が難しくなる為、現在では直線の材料が使用される事がほとんどです。
為階段を上がる途中で頭が当たるので右廻りに変更。
それでも高さがかなり厳しくなりそう。
大工さんが加工しているのは階段の真ん中にくる柱を設置する為梁を現場で加工していただいております。
それにしても梁大きい。嬉しいような困ったような。。