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02.土地によって家の建築に求められる防火性能が異なる。

建築に求められる防火性能は建物が建てられる場所によって異なります。
基本的に3つの制限があります。
防火地域
準防火地域
法22条区域
言葉のイメージ通り下から上に規制が厳しくなります。
建築物を創るにあたって規制が厳しくなると、材料や工法・構造が限定されるため
その他の地域に比べてコストが上がってしまうケースがほとんどです。
住宅の構造で最も多い木造住宅で一例をあげると…
防火地域の場合
3階建/100平米以上の家は基本的に建築する事ができません。
(特殊な仕様により不可能ではないのですが、ほとんど事例がありません。)
上記以外の規模であっても火に強い仕様が求められる為
外壁に使う材料や内装材料に制限を受けてしまいます。
内装、外装のどちらであっても、木材を露出したデザインなど材料の種類によって規制の対象になったり使用できない場合もあるので注意が必要なのです。

01.土地によって建築できる家の面積や高さが異なる

 

土地を探し始めるにあたって漠然と探しているだけではなかなか進みません。
なので、まず希望のエリア、金額、広さなどある程度の条件と候補を絞ります。
そうする事で相談しやすく、ピックアップして比較もできます。
ある程度候補が絞れてくると最も気になるのが土地の価格です。
でも土地は値段がついてお店でに並んでいるわけではないのでまったく金額がわかりません。仮にいいなと思う空き地があり、価格が表示されていたとしてもそれが高いのか安いのかを判断する事もできません。
そこで価格の目安・参考になるのが以下のページ!
上記のページはあくまで目安。
道路の状況や敷地の形など様々な要素で土地の金額は変わります。
そして、土地をこの金額で売りたいという人に対し、その金額で購入したいという両者が合意・契約した時にはじめて最終的な価格が決定します。
01.土地によって家の面積や高さが異なる。
たいていの方は用途地域という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?広告などに掲載されている【第一種低層住居専用地域】などとかかれた”あれ”です。
これは行政によって決められたエリアの呼び名でそのエリアによって様々な規制があります。これによって建築してもOKな建物の種類や面積などが決められています。
なので…空き地であればどこにでも家を建築できるわけではありません。
そして他にも敷地に対して建築しても良い面積や高さなどが決められています。
【建ぺい率】
家が建っていない庭をどのくらい確保しないといけないのか?
【容積率】
家全体の広さをどれぐらい確保できるのか?
これは用途地域だけでなく前面の道路などから決められる場合もあります。
なのでせっかく土地を選んでも小さな家しか建てる事ができない場合
(建ぺい率40%であれば敷地の60%の空地が必要という事。)や、
用途地域によっては、購入時周りが空き地だったけれども、工場や背の高い建物がどんどん建築されるといった場合もありますので注意が必要です。

設計士との家づくり失敗しない土地探しのコツ

 

建築家に家づくりを依頼する際
建替えや既に建築用地がある場合はよいのですが、土地取得から家づくりを行なう
場合なにから始めればよいのか??と迷ってしまいそうです。
そんな場合でもネットや雑誌などから、気に入ったデザインや
考え方の近そうな設計事務所に気軽に相談してみて下さい。
不動産屋さんにじゃないの??
多くのかたはそんな事を突然??と思ってしまうようですが
たいていの設計事務所では、いくつもそのような相談をうけているので
突然の問合せでも親身になって土地探しを手伝ってくれると思います。
電話やメール、手紙などなんでもかまわないと思います。
家づくりを考えていて土地から探している事を伝えてみてください。
建築家さんは設計をするのが仕事なのになぜ土地探しから??
と疑問に思うのですが、それには大きな理由があるのです!
土地選びのポイントを簡単に5つに分類してみました。
などです。
簡単な解説を行なって行きたいと思います。