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制振ダンパー設置 説明

軸組が進むと同時に制振ダンパーの設置説明を行っていただきました。通常の筋交と構造合板にプラスして設置を行ってもらいます。


制振ダンパーはいくつかの種類があり、油圧ジャッキの力利用したもの、金属の変形を利用したもの、素材(ゴムや樹脂)などがあり、それらを複合して利用されているケースもあります。

どれも地震のエネルギーを吸収すために木材軸組の変形と同時又は先立って地震力を受け変形する事で力を逃がしていく仕組みです。今回のダンパーは力を吸収する材料としてアクリル樹脂系の素材を使用したダンパーとなっています。
このダンパーの最大の特徴は同じ位置で筋交と併用して設置できるので採用しました。

木造建築では制振ダンパー利用の実績がまだまだ多くない為、効果が未知数の部分もあります。現段階では、建築基準法にはまだ明記されていない状況です。
ただ、概念的にや実験などで効果が確認されているので今後は増えていく事が期待されています。

今回も通常の筋交や構造用合板で必要体力を十分に確保した上でプラスアルファの安心の材料として利用しています。

引き続き解体

建て替えの場合は重機を使って一気に解体できるのですが、今回は主要な構造を残しての解体となりますので残す部分(そのまま出来上がり後の仕上げ)となる部分もあるのでかなり気を使っての作業を進めていただいております。

当然ですが、作業に入る前に完成時のイメージが完全に出来上がっている必要があります。その計画を元に壊す部分と残す部分が全て決定されててから解体の作業に入ってもらいます。

現状の建物は築60年以上の伝統的な建物(左)と近年の住宅が隣接して増築されています。