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ファサード木軸フレーム部分が進んでおります。

ファサード木軸の上段部分も工事が進んでおります。

写真に写っている丸柱は仮の支柱。なんだか床柱みたい。既存の不要な材料を使っていただいております。
こんなデザインもありそうですが最終的にはスチールの支柱となる予定。

フレームには笠木が設置されていっております。構成が少し複雑ではあります。
ケンソウの設計では塀やフレームもなるべく板金の笠木を設置させてもらうケースが多いです。

制振ダンパーも上下設置が完了しています。タスキの筋交と併用している状況がよくわかりますね。

2階部分の天井の下地が出来上がってきております。
現場にて調整を行い位置と角度を決定いたしました。新築では初期設計段階で決定させているのですが、改修の場合は既存と調整の必要な場合はある程度の段階まで決め、最終現場でというケースが増えます。
傾斜天井となっており、小屋梁を意匠として露出で見せる計画となっています。

複雑な改修ですので工程が場所によって前後しておりますが対応いただいてる工事業者さんに感謝です。

制振ダンパー設置 説明

軸組が進むと同時に制振ダンパーの設置説明を行っていただきました。通常の筋交と構造合板にプラスして設置を行ってもらいます。


制振ダンパーはいくつかの種類があり、油圧ジャッキの力利用したもの、金属の変形を利用したもの、素材(ゴムや樹脂)などがあり、それらを複合して利用されているケースもあります。

どれも地震のエネルギーを吸収すために木材軸組の変形と同時又は先立って地震力を受け変形する事で力を逃がしていく仕組みです。今回のダンパーは力を吸収する材料としてアクリル樹脂系の素材を使用したダンパーとなっています。
このダンパーの最大の特徴は同じ位置で筋交と併用して設置できるので採用しました。

木造建築では制振ダンパー利用の実績がまだまだ多くない為、効果が未知数の部分もあります。現段階では、建築基準法にはまだ明記されていない状況です。
ただ、概念的にや実験などで効果が確認されているので今後は増えていく事が期待されています。

今回も通常の筋交や構造用合板で必要体力を十分に確保した上でプラスアルファの安心の材料として利用しています。