月別アーカイブ: 2008年12月

忘年会

事務所にて忘年会を行いました。
この狭い場所に20人近くの方々に参加していただきました。

座る場所もなく満員電車で飲んでいるような状態でした。
でも、ほんとに楽しい時間を過ごす事ができました。

あまりにも飲過ぎた為
写真をブログにアップするため撮影しようっと思っていたのですが…
すっかり忘れてしまいました。

参加いただいたみなさま
本当にありがとうございました。

やわた走井餅 石清水八幡宮前

先日京都に行った時によったお茶屋さんです。
なんか雰囲気が時代劇に出てくるお茶屋さんっという感じ。

店内はお餅をつくっているおじいちゃん
接客のおばあちゃんを含めゆったりとした異空間

やわた走井餅さん
創業が 江戸時代中期―明和元年 八幡では明治43年から営業しているとの事。
すごいですね-。

店内のところどころに歴史の後が感じられます。

いつもはコーヒーなのですが
たまには抹茶とお餅というのもいいですね。

とてもおいしかったです。

谷口吉生設計 豊田市美術館

ダニエルビュレン氏に続き
愛知県 名古屋市にある豊田市美術館
(Toyota Municipal Museum of Art)

設計は谷口吉生氏です。
鉄、石、ガラスなどのオーセンティックな
素材をベースにしながらも
極限まで突き詰められたような細部
をもつモダンな建築物。

ファサードの薄いゲートと
細い柱は谷口建築の代名詞的な存在。

建物は地形とうまく調和していて
1階部分も上階も出入り可能な
立体的な構成となっています。

1階部分は広場に面したエントランス。
上階でも広大な人工池に面し、特殊鋼板や乳白色のガラス。
階層状になっている四角い建築群が水面に映り込み
美しさを醸し出しています。

池の反対側には彫刻作品が散在する散歩道や茶室。
復元された城の櫓もある。

外構はピーター・ウォーカー (Peter Walker)
磯崎新やコールハースとも共同計画なども行なっている
ランドスケープアーティスト。

toyoda

最近MoMA(ニューヨーク近代美術館)の設計で話題になっていましたが、他にも谷口氏が設計した意外と知られていないすばらしい作品がたくさん。

特にアートと谷口氏の建築物の相性がとても良いなぁと感じます。
昔から一貫したものづくりの姿勢をもったすばらしい建築家だと思います。

最近は個性の強い建築が多く
見ていて技術的にもデザイン的にもすごく面白いとは思うのですが、
どうしてもファッション性的なものを感じてしまいます。

あと豊田市美術館で
なんとなく思った事ですが……
アートとの距離の近さです。

部屋ごとにチケットを確認するので
出入り自由な感じが私はとても好きです。

今では同じような形態の
ギャラリーなどが増えてきましたが
1995年の開館時には
かなり新しかったのではと思います。

外部に彫刻等がちりばめられていて
建築の構成と展示方法が一体になって
建物の中と外の境界を
曖昧にしているように感じました。

なのでぶらぶらしながら近い距離で
美術作品を見れる気持のよい場所です。

谷口吉生(Taniguti Yoshio)
1937年東京生まれ 日本の建築家

主な作品

金沢市立図書館
資生堂アートハウス
土門拳記念館
秋田市立中央図書館
ホテル安比グランド
慶応義塾幼稚舍体育館
東京都葛西臨海水族園
長野県信濃美術館
酒田市国体記念体育館
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
日本IBM幕張テクニカルセンター
葛西臨海公園展望広場レストハウス
つくば市民交流センター
東京国立博物館法隆寺宝物館
広島市環境業中工場
ニューヨーク近代美術館
香川県立東山魁夷せとうち美術館

先日東京に行った時
谷口氏の東京国立博物館法隆寺宝物館
に行ったので
また近いうちに。