価値と対価について

よく言われることですが……
日本では目に見えないものに対して対価が
認められにくい風潮があります。

サービス文化がしっかりしているから
でもありますが、
困った面もたくさんあります。

例えば

病気かなと思ってお医者さんに行きます。
薬や注射の必要がない場合もたくさんあると思うのですが、
必ず注射をうったり 薬をもらったりします。
ちょっと不思議だと思うことありませんか?

工業技術等に対しての対価の意識が低すぎるので
大切な技術が海外に流れ出てしまう。

大道芸をみた後誰もコインを投げない。
楽しい時間をもらい満足できたら
それに対しての対価を。
でないと いつかは、大道芸を楽しむ事が
できなくなってしまいます。

それが普通の事なのか そうでないのか
その人の考え方だと思いますが…

どこまでがサービスで
どこからが対価を伴う仕事か
判断はとても難しい事だと思います。

私もよくどうなのかなぁーとよく考えます。

設計やデザイン業務では、
依頼をうけ 図面を書いたり デザインを創ったり
でも実際の形になるまではただの絵と紙切れです。

でもそこには出来上がるもの
の核心があります。

全ての事柄に対する対価を考える事で、
物に対しての価値が見えてくるような気がします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です