月別アーカイブ: 2013年10月

都城木材さんへ材木確認に行ってきました

材木を確認しに行ってきました。

今回は九州宮崎県の飫肥杉という名前の材料を中心に使っています。
見学は宮崎の株式会社都城木材さんにお邪魔してきました


到着と同時に圧倒的な量の木材です。
そして圧倒的に大きな木材があります。圧巻ですね。

家に使われる木材も全て
山の中で大切に育てられ、山から切り出され加工、運搬されて家を支える構造になります。
気の遠くなるような長い工程ですが現地で見学させていただける事でその一部の空気を感じることができるのではないかと思います。

お施主様、特に子供さんは家の材料がこうやって作られていることを見る機会があると出来上がった家にも一層愛着をもってもらえるのではないでしょうか。
ケンソウアーキテクツではご希望いただけば、このような見学をお施主様とご一緒にさせていただいております。

今回は切り出される山も見せていただきました。


マイナスイオンに包まれており神秘的な空気が漂っています。


木材が工場で材料に加工 製材されていきます。

木材はしっかりと乾燥させられます。この乾燥する為の工程がとても重要だとの事。建築構造材は含水率(水を含むパーセント)が20パーセント以下と決められています。
この乾燥がしっかりされていない場合腐ってしまったり大きく変形してしまったりといった原因になります。

さらに木材は家の材料として組み立て可能なように、写真のような色々な形に加工されます。機械で行う場合はプレカットと呼ばれています。
これはそれぞれの家によって全て異なりますのでその家だけのプレカット図面が作成されその図面に沿って加工されていきます。

上記はヤマモミジの家用の木材です。マッジックで名前が描かれていました!!
なんだか特別感ありますね!(笑

快く招いていただいた都城木材さまに心から感謝です。
本当にありがとうございました。

基礎コンクリート打設 小幅板の打放しコンクリート

基礎のコンクリートが打設されて型枠が外されていっております。
配筋とともにアンカーボルトと呼ばれる木材と基礎を緊結させるボルトもあらかじめ埋設されてコンクリートが打設されます。綺麗にコンクリートが打設されております。

排水管が基礎を貫通する部分。通常は塩ビ管を直接埋め込む事が多いのですが今回はあらかじめスリーブ管を埋め込む事でのちに設備管点検や改修などをスムーズに行う事ができます。

外構部分の先行配管工事も順調に進めていただいております。

駐車場部分が鉄筋コンクリートの小幅板打放し仕上げとなりますのでその実物サンプルを作成してもらいました。
木目があまりでていないのでもう少し強めに木目が出るよう改良してもらうことになりました。

建て方3日目 ほぼ躯体が出来上がっております。

正面の屋根の架部分。

床の段差部分です。1階のLDKと和室に小さな段差をつけています。
近年ではバリアフリー仕様も多いですが腰掛けられるような段差は以外と利用しやすいです。

建て方はほぼ完了いたしました。
手前に見えている部分は鉄筋コンクリート造にて駐車場とエントランスへのアプローチが作られます。