月別アーカイブ: 2010年6月

掘り方 鉄骨地中梁 鉄筋圧接継手 超音波探傷試験 基礎配筋工事

すべて杭が打ち終わった後は、基礎の配筋工事です。
基礎は地中に埋め込まれる為、まず地面を掘削します。

M邸の上部の構造は鉄骨造ですが、基礎は木造や鉄骨造の建物でも
鉄筋コンクリートの基礎となります。

鉄筋コンクリートはその名前の通り、鉄筋とコンクリートが一体となっている構造です。

鉄筋は引っ張り力に強くコンクリートは圧縮力に強いのでこの二つが一体となる事で頑丈な構造体となり、建物の足下を支えます。
基礎の配筋だいぶでき上がってきました。

通常の住宅なんかだと、鉄筋同士を重ね合わせてジョイントをするのですが、この建物では、径の大きな鉄筋を使用しているので圧接継手にて溶接しています。

下写真の丸くなっている所がジョイント部分です。
溶接部に不具合がないかを超音波によって全て検査を行っています。
ジョイント部分に音波を当てる事で不具合となる空気のホールなどがないかを確認できる検査です

杭と基礎も一体とする為配筋時にしっかり接続します。
検査・配筋が無事終了するとコンクリートを打ちます。

つらい検査業務

つも思う事なのですが
現場の雰囲気はとても大切だなぁと…

ケンソウエーディでは
通常は設計業務をしているのですが
委託で住宅瑕疵担保保険の検査の業務も行ってます

なので、いろんな会社のいろんな建築工事現場を
月にだいたい10~20件ぐらい見にいきます
仕事の仕方や雰囲気も会社によって色々

先日行ったところは
結構つらい感じで…
なんとなく肌で感じます
たまーにですが、そんなとこがあります

途中で帰りたくなります
でも…
仕事なんで最後まで!
っと自分に言い聞かせ全部チェック
それでも不適合箇所がなければ
とりあえず合格となります

さすがに法規違反って事はないのですが
もうちょっとちゃんとしたらいいのに!!!っという
そういう現場を見てしまうと
なんだかつらい気持ちになってしまいます。

職人さんにピリット活気があって
入った瞬間こんにちは!!ってところは
やっぱり気持ちがよいですし
仕事もきっちりされている事が多いです

反対に空気がドヨヨーンとした感じだと
仕事も中途半端だったりしてます

これって当たり前の事なんですかねぇ
ちょっと不思議です。

7年ぶりに訪問 インターン!?!


先日、以前 家の改修工事をさせていただいたお客様より
連絡をいただきました。

先日、以前 家の改修工事をさせていただいたお客様より
連絡をいただきました。

連絡いただいたのは2つ理由があって
1つめは
年月が経ったのでメンテナンスした方が良いところがないか
点検をして欲しいとの事。
工事に関わった家が、こうやって大切に住んでもらえてるというのは
なんだかうれしいもんです。

2つめは
なっなんと
下のご子息さんが現在 工業専門学校で建築を勉強してるとの事
ぜひケンソウエーディにインターンにきたいとの事でした。

工事をしている時にはまだ小学生ぐらいだったのに!!!
現場をバタバタ走り廻ってたのに!!!
ホントダブルでうれしい驚きです。

約7年ぶりの訪問だったのですが、
まだ独立する前にさせていただいた仕事だったので
とてもなつかしく

いつでも一生懸命
初心に返る気持ちでした。