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制作金属サッシとシャッター設置 掻き落としの下地完成。

ファサード部分の制作金属サッシ、その前面に防犯のためシャッターが設置されました。
それらと取り合う左官の壁も下地も完成しています。次は色決めを行い左官の仕上げへと進んで行きます。
右側に見えているのは丸いステンレス製の柱。上部の跳ね出し部分を支えています。

内部もプラスターボードの下地が進んでおります。
内側から外側へと内部空間と外部空間のグラデーションができているのが感じられるようになりました。

奥部分もボード貼りを進めていきます。
通常の新築工事では柱と間柱に直接ボードを貼っていきますが、今回は既存の躯体を残した改修工事なので不陸調整の胴縁を設置してもらっています。 
これは場所によって調整の厚みなどを変える必要があるのでかなり手間がかかる作業ですが丁寧に進めていただいている大工さんに感謝です。

些細な事のように感じるかもですが壁厚が大きくなるので、これはデザインにとってはとても大きなプラス要素となると思っています。

ファサード部分の軸組を再構築 キャンチで跳ね出し

ファサード部分は以前縁側だった部分を一度解体後、基礎、軸組から再設置しています。
増築工事のような雰囲気になっております。

デザインとして格子のスクリーンを前面に設置予定ですので、梁を天秤のように跳ね出して受ける構造となる予定。
業界的に「キャンチでハネダシー 🎵」と呼ばれるやつです。

下段の梁の設置が完了しています。同じような張りが上段にも追加される予定。

外壁周りは透湿防水シートの貼り付けが完了しています。いつも思うのですが、水は中に入れないけれども湿気だけは通すってすごいですよね。

基礎コンクリート打設しました

基礎コンクリートの打設を行いました。通常であれば基礎の立ち上がり高さをもう少し取るのですが、一部壁を解体して隣の建物から出入りできる計画しており、そちら側と段差を設けず出入りできるようにする為、既存の床レベルと同じ高さ設定にしております。

高さがイレギュラーになっている為、土台アンカーやホールダウンの金物を工夫して設置していただいております。

リノベーションの場合は使用や工法など本来の状況で必ずしも施行できるわけではないので使い勝手と構造的なバランスなどをその都度検討してベストだと思われる方法で進めていきます。