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基礎のさらに下側にも工事があります。地業(じぎょう)工事について。

住宅の基礎工事が始まる前には、まず建物が建つ範囲の地盤を平らに掘削する「根切り(ねぎり)」を行います。 これにより基礎を地表面より深い位置に設置し、建物を安定して支えるための準備を整えます。


その後に行うのが「地業(じぎょう)工事」です。
これは基礎そのものではなく、基礎を支えるさらに下の地盤を整える重要な工程です。
今回の現場では、砕石と細かな砕石を混合した材料を敷き込んでいます。それをランマーによる十分な転圧を行います。
砕石同士がしっかりと噛み合うことで一体化し、建物の荷重を均等に受け止める強固な支持層をつくります。


その上には防湿フィルムを敷設します。
ベタ基礎の場合は省略も可能ですが、地面からの湿気をより確実に遮断するため、当事務所では施工をお願いしています。
さらに、防湿フィルムの上には「捨てコンクリート」を打設します。
近年は省略されるケースも多いようですが、ケンソウアーキテクツでは必ず施工していただいております。 捨てコンクリートは構造的な強度を担うものではありませんが、基礎の位置や寸法を正確に施工するための墨出し精度を高める役割があります。また、鉄筋を適切にコンクリートで包み込むための「かぶり厚さ」を確実に確保できるので、耐久性の向上につながります。


完成後には見えなくなってしまう部分ですが、住まいの品質や耐久性はこうした地道な工程の積み重ねによって支えられています。
華やかなデザインだけでなく、長く安心して暮らせる住まいを実現するために、見えない部分にも丁寧な仕事を重ねていただいております。

敷地に対する考察と設計プロセス バス停前のランドマーク

建物外観の初期スケッチ。
建物の足元部分は既存のコンクリート擁壁。基礎のようにも見えますが、この部分は建物と別の構造になっています。その擁壁の上に木製のボックスが浮かんでいるようなデザイン。

ボリュームとして平家建のような曖昧な高さで設定。西側から見た目は1階ですが実際には2階部分となります。
道路と擁壁の間に2m以上の距離がありますので、その空きスペースを利用し全面に砂利敷き、植物を植えて小さな公園のような雰囲気に。

バス停で待っている人の目を楽しませることができたら良いなと思っています。

この正面デザインには実用的な大きな理由もあります。
計画地の西側は大通り。路線バスなどが通行していてかなり騒がしい雰囲気。
西陽も当たるので、音環境、光環境、温熱環境、プライバシー確保の面でもできる限り閉鎖的なプランにしたいと考えました。反面、2面の大きな道路に面する角地でもあるので遠くからでも建物が認識でき、外観デザインとして重要な部分。それらの理由からこのデザインが生まれてきました。

周辺の方のちょっとしたランドマークになって、会話の中に「バス停前の木のボックスを少し進んだ 〜」みたいな感じで登場できると良いなぁと思っています。

その他の方位に関するプランニングの考え方も徐々にアップしていきます。

奈良県 阪奈道路沿いの3面道路に面した土地。購入を本格検討

奈良の阪奈道路沿い。既存建物が建っている物件。

良い感じの土地が見つかりましたがかなり特殊です。

高低差が2m以上あり 3面道路に面している土地。
現在はコンクリートと鉄骨の棍構造の建築物が建っております。

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かなりの不確定要素を抱えた物件ではありますが、しっかり調査を行えばゼロにならないまでも
かなりリスクの低減は可能かと思います。

建築士の腕の見せ所でしょうか。
ワクワクしながら調査と提案を進めてまいります。