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建築物の基礎に関する工事について

基礎のさらに下側にも工事があります。地業(じぎょう)工事について。

住宅の基礎工事が始まる前には、まず建物が建つ範囲の地盤を平らに掘削する「根切り(ねぎり)」を行います。 これにより基礎を地表面より深い位置に設置し、建物を安定して支えるための準備を整えます。


その後に行うのが「地業(じぎょう)工事」です。
これは基礎そのものではなく、基礎を支えるさらに下の地盤を整える重要な工程です。
今回の現場では、砕石と細かな砕石を混合した材料を敷き込んでいます。それをランマーによる十分な転圧を行います。
砕石同士がしっかりと噛み合うことで一体化し、建物の荷重を均等に受け止める強固な支持層をつくります。


その上には防湿フィルムを敷設します。
ベタ基礎の場合は省略も可能ですが、地面からの湿気をより確実に遮断するため、当事務所では施工をお願いしています。
さらに、防湿フィルムの上には「捨てコンクリート」を打設します。
近年は省略されるケースも多いようですが、ケンソウアーキテクツでは必ず施工していただいております。 捨てコンクリートは構造的な強度を担うものではありませんが、基礎の位置や寸法を正確に施工するための墨出し精度を高める役割があります。また、鉄筋を適切にコンクリートで包み込むための「かぶり厚さ」を確実に確保できるので、耐久性の向上につながります。


完成後には見えなくなってしまう部分ですが、住まいの品質や耐久性はこうした地道な工程の積み重ねによって支えられています。
華やかなデザインだけでなく、長く安心して暮らせる住まいを実現するために、見えない部分にも丁寧な仕事を重ねていただいております。

基礎コンクリート打設しました

基礎コンクリートの打設を行いました。通常であれば基礎の立ち上がり高さをもう少し取るのですが、一部壁を解体して隣の建物から出入りできる計画しており、そちら側と段差を設けず出入りできるようにする為、既存の床レベルと同じ高さ設定にしております。

高さがイレギュラーになっている為、土台アンカーやホールダウンの金物を工夫して設置していただいております。

リノベーションの場合は使用や工法など本来の状況で必ずしも施行できるわけではないので使い勝手と構造的なバランスなどをその都度検討してベストだと思われる方法で進めていきます。

既存改修 基礎配筋工事が進んでいます

基礎の配筋工事が進んでおります。通常では構造体がある状態で基礎配筋が組まれる事はないので、普段見ることのない不思議な光景となっております。

新しく設置した基礎に土台を設置して既存の土台や既存の柱と金物にて緊結していく予定です。

可能な限り柱を撤去せずに全く異なる新しいプランを作りましたので計画はかなり苦労しました。頭の中が爆発しそう、、パズルを解いてるような感じでした。

少し無理をしている部分も当然出てきてしまいますが、概ねいい感でお施主さまにOKいただきました。

このような改修では既存の梁を見せたり、雰囲気をそのまま残すようなケースも多いですが今回の改修では、隣の増築部分との兼ね合いもありますので雰囲気をあまり残さずかなりモダンな新しいデザインへと生まれ変わる予定です。