月別アーカイブ: 2011年1月

大阪市立東洋陶磁美術館 ルーシー・リー展

 

久しぶりに東洋陶磁美術館に行ってきました。
川沿いの中之島というロケーションと共にとても好きな美術館の一つ。
展示も陶器のみに絞られていてちょっと変わっています。
 
川沿いの、のんびりした時間の流れと、落着きのある造形がとても素敵です。
この美術館は1982年竣工99年に増築 設計は大阪市都市整備局+日建設計
 
周辺は歴史に名を残す大御所建築家設計の建物が多いですが
そんな建物たち以上にかっこいい建築です。
 
 
ルーシー・リー展覧会ですが
そんな存在の美術館とリンクするような展示内容でした。
繊細な造形と膨大な量の陶器たち。
モダンでシンプルでありながらもルーシーリーのやわらかい人柄がにじみでた作品。
そんな優しさの中にも揺らぐ事のない芯の通ったデザイン性を感じました。
とても寒い日だったのですが、なんだかあたたかな気持ちにさせてくれる
展示内容でした。 展覧会、美術館セットでとてもオススメ!!です。

02.土地によって家の建築に求められる防火性能が異なる。

建築に求められる防火性能は建物が建てられる場所によって異なります。
基本的に3つの制限があります。
防火地域
準防火地域
法22条区域
言葉のイメージ通り下から上に規制が厳しくなります。
建築物を創るにあたって規制が厳しくなると、材料や工法・構造が限定されるため
その他の地域に比べてコストが上がってしまうケースがほとんどです。
住宅の構造で最も多い木造住宅で一例をあげると…
防火地域の場合
3階建/100平米以上の家は基本的に建築する事ができません。
(特殊な仕様により不可能ではないのですが、ほとんど事例がありません。)
上記以外の規模であっても火に強い仕様が求められる為
外壁に使う材料や内装材料に制限を受けてしまいます。
内装、外装のどちらであっても、木材を露出したデザインなど材料の種類によって規制の対象になったり使用できない場合もあるので注意が必要なのです。

01.土地によって建築できる家の面積や高さが異なる

 

土地を探し始めるにあたって漠然と探しているだけではなかなか進みません。
なので、まず希望のエリア、金額、広さなどある程度の条件と候補を絞ります。
そうする事で相談しやすく、ピックアップして比較もできます。
ある程度候補が絞れてくると最も気になるのが土地の価格です。
でも土地は値段がついてお店でに並んでいるわけではないのでまったく金額がわかりません。仮にいいなと思う空き地があり、価格が表示されていたとしてもそれが高いのか安いのかを判断する事もできません。
そこで価格の目安・参考になるのが以下のページ!
上記のページはあくまで目安。
道路の状況や敷地の形など様々な要素で土地の金額は変わります。
そして、土地をこの金額で売りたいという人に対し、その金額で購入したいという両者が合意・契約した時にはじめて最終的な価格が決定します。
01.土地によって家の面積や高さが異なる。
たいていの方は用途地域という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?広告などに掲載されている【第一種低層住居専用地域】などとかかれた”あれ”です。
これは行政によって決められたエリアの呼び名でそのエリアによって様々な規制があります。これによって建築してもOKな建物の種類や面積などが決められています。
なので…空き地であればどこにでも家を建築できるわけではありません。
そして他にも敷地に対して建築しても良い面積や高さなどが決められています。
【建ぺい率】
家が建っていない庭をどのくらい確保しないといけないのか?
【容積率】
家全体の広さをどれぐらい確保できるのか?
これは用途地域だけでなく前面の道路などから決められる場合もあります。
なのでせっかく土地を選んでも小さな家しか建てる事ができない場合
(建ぺい率40%であれば敷地の60%の空地が必要という事。)や、
用途地域によっては、購入時周りが空き地だったけれども、工場や背の高い建物がどんどん建築されるといった場合もありますので注意が必要です。