カテゴリー別アーカイブ: 木造住宅改修計画

現地調査に行って来ました

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楽堂の家の見学に来て頂いた方より
ご相談をいただき
リノベーションの現地調査に行って来ました

実際設計した家を見学いただいてから
相談いただけるというのはとても嬉しい事です。

オススメいただいた楽堂の家のお施主様にも感謝です。

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木造旧家の古い魅力的な部分をしっかりと残しながらも
新しく生活する部分は全面的なリフォームを行う
という方向性で提案を考えています。

リフォーム提案をする前に
まず現在の建物を調査。

リノベーションの際にはいつも説明させてもらう事なのですが
調査を怠って新しい提案だけをしてしまうと

夢は大きく膨らみますが‥‥
あとから困ったことになるケースが非常に多いです。

改修工事がスタートしてから
構造の補強が必要になったり、床下、屋根裏などの遣り替え
が必要になったりと目には見えていなかった部分の工事が
必要になった場合、計画が大きく狂ってしまう場合があります。

なので、まず現在の建物の状態をしっかり確認する事が大切。

なによりも‥‥
私が、古い建物の寸法を取ったり、屋根裏や床下が
どのように作られているかを見るのが大好きなのです。。

そういった普段は目にすることのない部分を見て
当時、建築に関わった職人さんの考えていたことや、想いなどに思いを馳せると
なんだかワクワクしてきます。

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外壁ができてきました。

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外壁と塀をうまくミックスさせる事で
内部のような外部のような空間をつくり出します。

増築部分の基礎 既存との一体化

 

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基礎のコンクリート打設が完了しました。

増築の場合は新しくつくる基礎と
既存の基礎を一体化させる事が重要。

よく見かける工事で
増築部分に鉄筋はしっかりと配置されているけれども
既存部分とは鉄筋が全く別になってしまっているケース。

この場合だとエキスパンションとして
別の構造部分としてしまうべき。

上部の木造構造体は一体になっているのに
基礎がコンクリートのみで付着しているという状態。

これだと建物に力が加わった場合
基礎が別々に挙動し
上部構造に影響を及ぼしてしまうという
可能性が高くなってしまいます。

やはり

コンクリート内部の鉄筋も
なるべく一体に近い形になっているというのが理想的。

改修、増築では難しい場合もありますが

既存基礎に穴をあけ鉄筋をケミカルアンカーにて定着
または
既存基礎内部の鉄筋を露出させ一体化。
増築部分のコンクリートを打設する事がベスト。

古い木造住宅の改修計画。解体作業

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少しずつ解体作業が進行しています。

かなり時間をかけて調査しているつもりなのですが
解体すると発見される事がやっぱり出てきます。

現場で調整しながらの作業。

大変な面もありますが
改修でしかできない空間を目指します!