日別アーカイブ: 2010-12-17

太陽光発電買い取り価格2倍?

今日ある方と太陽光発電の打合せを行なっていて

驚いた事があります。
それは太陽光発電の買い取り制度について。
今までは、補助金や電力の買い取りを含んでも
住宅でのソーラ発電システムの初期投資価格を
回収するのには約20年以上かかっていました。
温暖化対策には貢献できるけども
システム全体のメンテナンスや寿命を考えると
実質的金銭メリットは期待できないという状況でした。
しかし!
平成21年11月の新たな電力買い取り制度のスタートにより
状況が少し変わってきました。

住宅用自家発電での電力会社買い取り価格が 全国一律で
1KWh当たり48円と 以前の2倍近くになります。
そうすることで10年~15年程度で初期費用を回収する事が
可能となり、設置者に金銭的なメリットが出る
ケースが大幅に増えることになるだろうと…
ここまでは良いのですが
 
驚いたのがその先からでした。
太陽光発電促進付加金(太陽光サーチャージ)の存在
平成22年(実質的には23年以降から)始まるようで。
2倍近くなった買い取り価格を支払うのに…
簡単にいえばサーチャージという名前の
電気料金の値上げででまかなおう!という事のよう。。
その負担額等も買取制度小委員会で決定となっており
詳細はまだわかりません。
 
家庭で太陽から電力を発電し、余った電気を電力会社が買う
それはまた販売できるのですから 
そこで
なんで電気料金の値上げ??と不思議に思ってしまうのですが…
 
どうなるのでしょうかねぇ。