鉄骨構造体 工場検査


いよいよ構造体ができあがってきました。
といっても現場にではなく、工場です。

鉄骨工場検査といって現場で鉄骨を建てる前に、図面通り制作されているかを工場に行って検査します。

わざわざ工場にいって検査するのは、現場で鉄骨の不具合が見つかってもその時にはもう手直しできないからです。

工場のドーーンと大っきい空間で鉄が加工されてゆく。
この非日常な雰囲気大好きです。

これは超音波探傷試験を行っている所鉄骨の溶接部分に不具合がないかを
超音波をあてて検査します。
前回書いた鉄筋の検査の時と同じ原理です。

こういう工場に行くと、当たり前かもしれませんが…
汗を流し、真剣に、そして熟練した技術をもって物づくりを行っています。

紙に描いた図面を
巨大な建築物・実物へと変換する技術が当たり前にあります。

たぶん、日本の産業を底から支えている
人たちだと思います。

でも…
不景気の影響か…ちょっと元気がないように思いました。

工場長さんと雑談していて
以前はここも鉄骨で満杯やったんやけど今は…
と遠くをみつめておられた横顔が印象的でした。

はやく、こういう場所・人々にもっともっと活気が戻ってほしいです。
いやいや そうなるように営業頑張ります。

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