断熱・耐火被覆ロックウール 設計事務所と創る家 鉄骨2世帯住宅

構造体、外壁面に耐火被覆 断熱工事を行ないました。
柱や梁、天井面などは断熱を兼ねて、火に強い材料(耐火被覆ロックウール)を吹付けています。

鉄骨は構造的に優秀である一方、触ると冷たかったり、熱すると熱くなったりする事からイメージいただけるかと思いますが、断熱性は木材等に比べて非常に不利な特性を持っています。
耐火性能に関しても、鉄骨自体が燃える事はありませんが、火に熱せられ約600度に達すると強度が1/2まで下がってしまうというデメリットがあります。
それらを補う為に鉄骨に断熱、耐火に強い材料を吹き付ける事で性能をアップさせます。

外壁面は、構造体よりもさらに断熱性能の高い材料
(発砲ウレタン)を吹付けています。ALCは外壁材の中でも断熱性能が高い材料ですがより断熱性を高めるために2重で断熱を設置しています。

下写真は設計図に記載されている厚みを吹付けられているかを確認する為の「ピン」です。
記載されている数字の長さの針がついています。
その針を吹付け面にランダムに刺して行く事で所定の厚みの吹付けであるかが一目瞭然で確認します。