すべて杭が打ち終わった後は、基礎の配筋工事です。
基礎は地中に埋め込まれる為、まず地面を掘削します。
M邸の上部の構造は鉄骨造ですが、基礎は木造や鉄骨造の建物でも
鉄筋コンクリートの基礎となります。
鉄筋コンクリートはその名前の通り、鉄筋とコンクリートが一体となっている構造です。
鉄筋は引っ張り力に強くコンクリートは圧縮力に強いのでこの二つが一体となる事で頑丈な構造体となり、建物の足下を支えます。
基礎の配筋だいぶでき上がってきました。
通常の住宅なんかだと、鉄筋同士を重ね合わせてジョイントをするのですが、この建物では、径の大きな鉄筋を使用しているので圧接継手にて溶接しています。
下写真の丸くなっている所がジョイント部分です。
溶接部に不具合がないかを超音波によって全て検査を行っています。
ジョイント部分に音波を当てる事で不具合となる空気のホールなどがないかを確認できる検査です
杭と基礎も一体とする為配筋時にしっかり接続します。
検査・配筋が無事終了するとコンクリートを打ちます。