今回は、ALC貼り外壁工事。
ALCとは軽量気泡コンクリートパネルの事。
セメントに、小さなアワアワを入れて固めた板
(あくまでイメージです!!詳しくはメーカ-等で!)
特徴は、火に強い/断熱性が高い/軽い/施工性が良い水に弱い/構造的な強度が低い/などです。
鉄骨建物の外壁等にはとても多く使われています。
住宅外壁で良く耳にするヘーベルパワーボードは、厚みが50mmの住宅用ALCの商品名です。
今回はクリオンというメーカーの厚み100mmのALCを使っています。
なぜALCが、鉄骨に多く使用されるかというと頑丈なフレームを鉄骨でつくり、断熱性、耐火性に優れ軽量なALCを外壁に貼る。
そして、水に強い塗料で仕上げる。という使い方で、鉄骨とALCのデメリットをうまく打ち消しあえるからです。
ALCの設置方法ですが、『ALCを貼る』と何度も書いていますが実は、下写真のようにピンで上下が固定されています。
隣り合うパネル同士は固定されていません。
そうする事で、地震時などALCパネルが独立して動き外壁の破壊を防ぎます。
ロッキング工法という名前がついています。
原理はだいぶ違いますが、硬いウロコの魚やヘビが自由に動けるような
感じでしょうか??
その他にスライドするスライド工法と言うのもあります。
この家では、外壁材を仕上と下地含め5種類使用しています。
また、工程ごとに5種類紹介します。